勝手にサバティカル♪ デンマーク(ボーンホルム・フォルケホイスコーレ) 留学日記

自主的に”サバティカル休暇”を取って、デンマークにしばらく滞在してみています。面白いなぁ、と思われたかた、⭐︎やブックマーク歓迎です♪

Day 93 3つのEthics、ヒルマ・アフ・クリント、アマネッテ、人生の決断

Allan のモーニングアッセンブリ。

昨日に続き、「Ethics」の話。

Ethicには「Duty」「Virtue」「impact」の3つの種類があるという話。

 

DutyEthicsが行き過ぎると第二次世界大戦時の空気が生まれる危険性があると感じた。

そもそもDutyがVirtueに照らしてEthicalなのか、の視点を持ち続けられるかが、

叡智を手放さないためには大事なことだと感じる。

 

とはいえ、VirtueEthicがそもそも教育によって植え付けられるものだとすると、

教育の質が大事になるし、その教育が、”間違った”Ethicに基づいたものとなると、

もはや如何しようも無い。

 

そういう意味で「宗教」が1つのEthicalStandardとして存在してきたことの意味ぶかさを改めて感じる。

 

人間がただ「生きて」いた場合、そもそも持っている「Ethics」的なものはどんなものなんだろう。 

 

集合無意識的にだったり、家庭内での教育で一定程度の「Virute」は身につくだろうけど

「道徳」の授業ってやっぱり大事なのかも。宗教に基づくVirtue的な学びの機会の少ない日本では特に。

そこで何を「教えるか」はもっと大事だろうけど。

 

「覚える」ものというよりは、感じたり、ディベートをして、考え方を戦わせたり、というプロセスがあったほうがより意味があるかもな。

 

 

午前中はアートのクラス。

先週から始めた「クラスメイトの色を感じて絵にしてみる」プロジェクトを継続。

 

アートティーチャーのソフィーのアドバイスはとても腑に落ちる、というか、

私の信じていることや感じていることと共鳴する感覚があって力をもらう。

 

・3つの脳がある、頭、ハート、お腹。

・ハートとお腹からのエネルギーをソースにしてクリエイトしてみること

・自分がルールを決められる(力の出るルールを使えば良い)

・一番の批判者は自分になり得る。力の出る意味づけをして、今にいること

・自分の中から出てくるものと同時に、出てきたものが語りかけることに答えていく、というプロセスも取り入れてみる(自分の中から出たものを客観的に見たときに、また何か感じるものがあった)

 

リーダーシップの学びの「疼き」に従って進む、「ステーク」を握る、ヒデさんの「力の出る意味づけ」をする、とか言ったことを思い出す。

 

 

今日で1/3くらい書き終わった。

みんな思い浮かべると違う色やイメージが湧くから面白い。

画力が追いつかないけど。

明日で一旦一通りみんなの絵を描くことはできそう。

もう一回描きたい人もいるけどね。

 

アートの時間にジュエリーの自主制作をしている子もいて、「いいなあ・・・」と思うものの、自分は自分。自分のハートとお腹に聞いてみよう。

 

 

夕方はバーチームの打ち合わせ。

みんなにバーの場所を話す係に。

ちょっとみんなその係りやりたくなさそうだった。

相手が手強いメンバーだからかなw

 

それにしても、デニッシュのみんなのパーソナルスペースの狭さ?というか、

距離感の近さはまだ私の中では異文化感がある。

 

もたれかかったり抱きついたりするのは当たり前。

私自身はそれを自然にできるときもあれば、ちょっとすっとできない時があるけど

そういうコミュニケーションをすると、心の距離も近くなったり、なんだか安心したり幸せを感じられるな、とも思う。

 

心の距離が近いからできることでもあるので、どっちもどっちだけど、

ハグやボディタッチから心の距離が近づくものなんだな、ということも感じる。

 

ご飯の時に、アナとヨセとヤナにバーの話をする。

情報交換して、いい感じに進められそう。

 

ボディピアスを開ける話をしていたら、穴が乳首を見せてきた。

校長の可愛い子供達もいる中で、カオスw

 

今日からまた、フェリシアと妹たちが帰ってきて癒し。

本当に可愛い。

真っ直ぐで素直で、お行儀が良くて礼儀正しい。

子供達がワイワイ楽しそうにしているのを見るだけで胸のあたりがふんわり暖かくなる。

 

夜はセラミック。

昨日作った器と丸い湯飲みのようなものを削り、

カップ2個、お皿二枚、お茶碗、器をグレージング。

 

 

アネマッテと話す。

すごく地に足がついていて、Beingが素敵な人だった。

自分のことをわかっていて、等身大だけどスペースがあって、さらっとしているけど暖かい。

 

日本にも呼ばれて、3ヶ月ほど益子に滞在したことがあるそうな。

彼女が先生だったら、ここに残ってセラミック取りたかったな。

本当に素敵。

23歳でセラミストになることを決めてここにきて、20数年って言ってたから、50歳近いのかな?

 

教えるのが好きで、去年までここで先生をしていたそう。

1本に絞るのは怖かった、決意するまで5年かかったとのこと。

後悔するんじゃないかとか。。色々あったとのこと。

 

いい時間でした。

 

私も素敵なBeingがあふれる女性でいたい。